NCLEXの受験勉強中の方、仕事をしながら頑張っている方も多いと思います。すでに熟知した看護学とはいえ、試験に合わせた問題形式を習得し、英語で学びなおすのは大変な作業です。
人それぞれ学習スタイルが違います。
大まかに4タイプがあるといわれています。今日は、それぞれのタイプをご紹介をしたいと思います。自分が当てはまるタイプを知ることにより、さらに勉強がはかどるかもしれません。
視覚型(空間型)
このタイプの人は、ホワイトボードに記述されたことや、描かれた絵、表やグラフなど視覚を通して学ぶことを得意とします。空間学習スタイルとも呼ばれます。視覚型の人は、書物に書かれた活字を読むより絵や写真の情報を読み取ることに長けていて、概念を素早く視覚化することができます。また、このタイプの人は、口頭で教えられるよりも、資料を見ながらプレゼンテーションを受ける方が、効率よく学習することができます。トピックを理解する際に、内容を図化することによりさらに学習効果、記憶力をアップさせることができるかもしれません。体の臓器の名前や、薬の種類などを学ぶのに、絵や表を用いるといいでしょう。
聴覚型
このタイプの人は、音に出して説明された情報の処理が得意です。読んで学習するよりも講義を聞いて学ぶことを好みます。また、声に出して読むことにより学習効果が上がります。口頭で説明するのも上手で、グループディスカッションが得意です。ビデオを見たり、オーディオブックを使用するのも効果的です。このタイプの人は、勉強会に参加したり、インストラクターによるクラスを受講したり、YouTubeのような音声を通して学ぶ勉強法が合っていると思われます。
運動感覚型
このタイプの人は、視覚や聴覚的な刺激より、自分で実際に体験することにより情報処理能力を発揮します。シャドーイングや、実習というような学びの方法が合っているでしょう。
読み書き型
このタイプの人は、視覚学習と重複する部分もありますが本や資料を読んだり、辞書をひいたりインターネット検索をしたり、また日記やノートを書くことでもっとも学習効果が上がります。従来の教育システムの多くは、リーディング、論文の作成、などに集中する傾向があり、机に向かって勉強するのが得意な人といえると思います。このタイプの人は、問題集や参考書をひたすら勉強することにより、成功のカギを得られることでしょう。
学習スタイル4タイプについてご紹介しました。自分に合ったタイプはありますか。自分のタイプに合わせた勉強方を見つけることにより、さらに成果が上がることを願っています。
アメリカで看護師になるには、などご質問がありましたら、ぜひお問い合わせください。