日本に准看護師の資格があるように、アメリカにもLVN ( Licensed Vocational Nurse)/LPN( Licensed Practical Nurse)と呼ばれる准看護師の資格があります。取得する州によって、 LVNかLPNと呼ばれます。職務は州ごとに若干の違いがあるかもしれませんが、同資格をさします。今回は、准看護師になるには、仕事の内容、給料、などについてご紹介します。
准看護師になるには
アメリカ准看護師の資格は州が発行するので、州によって多少の違いがあります。今回は、カ リフォルニア州で准看護師になるには、をご紹介します。
下記のひとつを満たすとNC LEXと呼ばれる准看護師試験の受験資格が取得できます。
カリフォルニア州認定の准看護師学校を卒業する
カリフォルニア州外の准看護師学校を卒業する
同等の教育および/または経験を有するー海外の准看護師/看護師学校を卒業した
人、あるいが准看護師/看護師としての職務経験のある者が含まれます。
軍隊に入り病院での職務経験のある人
薬理学の経験者
そして、NCLEXに合格することにより、カリフォルニア州の准看護師資格が得られます。
准看護師の仕事
州によって多少の違いがありますが、准看護師の仕事の多くは看護師のそれと重なります。も ちろん、看護師には許可されていても准看護師には許可されていないことがあります。例え ば、准看護師は、点滴の針を挿入することはできますが、点滴を通して薬剤を投与することは 許可されていない、などです。多くの場合、准看護師は看護師の監督のもと業務を行います。 勤務先は、病院、トラベルナース、在宅医療、緩和ケア、診療所などです。
准看護師の給料
准看護師 は、看護師同様カリフォルニアで最も需要の高いキャリアの 1 つであり、より高給の キャリアの 1 つでもあるということです。 4 年間の学位を必要とする一部のキャリアよりも多く の収入を得ることができるともいえます。2021 年 の時点で、准看護師の平均給与は 51,850 ドルでした。
まとめ
准看護師になるには何が必要か、業務内容、そして給料についてご紹介しました。アメリカで も医療スタッフの不足が深刻化して、准看護師の需要も年々高まっています。外国で看護師、 准看護師の資格を有する方もアメリカの資格を取れるよう申し込みが可能です。 アメリカで看護師になるには、などご質問がありましたら、ぜひお問い合わせください。