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初挑戦でNCLEX – RN合格者・インタビュー

NCLEX - RN 合格者から挑戦者へのアドバイス(対談)

アメリカニューヨーク州の看護師免許試験・NCLEX-RNの受験に日本から、初挑戦で合格された現役看護師さん(Tさん)のお話を伺いました。
 
現在、日本でNCLEXの受験勉強をされている(Yさん)との対談形式にてのインタビューです。
 

 

自己紹介(勤務・国際看護師をめざしたきっかけ)

Tさん:
3交代シフトでICUで働いています。アメリカ人の友人と知り合ったことをきっかけにアメリカで看護師になることに興味を持ちました。
 
Yさん:
総合病院で3交代勤務です。元々アメリカのプロバスケットボールのNBA(National Basketball Association)とかスポーツが好きで、本場アメリカに行ってみたいと思ったのがきっかけです。
 
 

モーチベーション

Yさん:

ICUで、フルタイム、3交代勤務で・・・。勉強する時間を捻出するのは大変だったと思いますが、その状況かで、モーチベーションはどうのようにキープしたのですか?

 

Tさん:

部署が移動になったり、勤務が2交代から3交代に変わったりしながらだったので、確かに大変でした。モーチベーションを常に保つのは難儀で、プリテストの結果が悪かったりすると余計に落ち込んだりもしましたが、周りの人に励まされたのが大きかったです。

 

Yさん:

Tさんの周りに国際看護師を目指している人はいますか?自分の周りにはいないし、「おまえなんかに出来ないよ。」と言われそうで、なかなか言えません。

 

Tさん:

私の周りにもいません。でも、わたしは自分にプレッシャーをかける意味で婦長さんたちにも報告しました。そうすることで、モーチベーションUPにつながりました。”みんなに言った以上、合格しなきゃ!”という思いで本当に必死でした。話して理解を得られたおかげで、係を免除してもらえたり、勉強に使えるようにコンピューターの使用を許可されたり・・とても感謝しています。

 

 

 

 

勉強方法のアドバイス

Yさん:

勉強方法のアドバイスがあれば教えてください。

 

Tさん:

まず、勉強時間の確保をしました。例えば、準夜勤の日は早めに病院に行き、使わせてもらえるコンピューターで4時間くらい勉強してから、出勤していました。夜勤とかどうしても勉強時間が取れない日でも、1問だけ、2問だけ、、とにかく毎日問題に触れるようにしていました。勉強を始めた当初は、1問解くのに英語(医療単語)もわからず1時間もかかっていたんです。でも、やればやるほど、”わかる”ようになり、問題を解くスピードがどんどん上がりました。

 

初めてのプリテストでは正解率30%くらいしか取れず正直がっかりしたましたが、それでも諦めずに勉強を継続することで、正解率も勉強時間と比例するように上がっていきました。勉強方法は人それぞれだと思います。私はテキストブックよりもオンライン形式での勉強法が合っていました。各項目に基づいて、自分のノートをつくり、それを参照しながら勉強に励みました。

 

 

 

まとめ

1年足らずで、仕事をしながらNY州の看護師免許取得の申し込み・受験勉強をされ、見事に初挑戦での合格を達成されたTさん。ご自分で作られたノートを少し見せていただきましたが、カラフルにとても見やすくまとめられており、薬剤ノートなどは、アメリカで看護師として働かれてからもきっと役立つものと思いました。笑顔でYさんがTさんにおっしゃった「私にできたんだから、大丈夫ですよ!誰にでもできますよ!」と心強いお言葉が印象でした。

 

Tさん、Yさん、お忙しい中お時間をいただきありがとうごじました。

 

なりたい者になれるのは、なろうとした者だけです。

やりたい事ができるのは、やりたい事に挑戦した者だけです。

自分が変わらなければ、何も変わりません。

 

そんな甘い世界ではありません。皆さんも本気で挑戦してみてください。

 

昨日の夢は今日の希望であり、明日の現実!(ロバート・H・ゴダード)

 

お二人のこれからの益々のご活躍を応援しています!

 

 

 

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