看護師お役立ちブログ
アメリカ看護師、あきらめていませんか?
10.24.2025 | アメリカの看護師情報

アメリカで看護師になることを、ちらっとでも夢見たことありますか。アメリカの医療系テレビ番組を見て、かっこいい!やりがいありそう!なんて思ったことありますか。お給料が高い、看護師の地位が確立されている、サービス残業はない、などアメリカ看護師の労働環境はいいらしい、と思いつつ、今の自分の現状と比べて、悶々とする、なんてことありませんか。とはいえ、アメリカで看護師になるなんて、夢のまた夢、でしょうか。
英語が喋れないし、ましてや医療英語なんて絶対無理、アメリカといっても広いからどこに行きたいかも特にないし。想像しただけで、途方に暮れる、なんて感じていませんか。
仕事が忙しくて、調べる時間がない、申し込むにもどこからなにを始めたらいいの。アメリカの物価は高くて無理。とりあえず今の生活に満足しているから。
先送りをするのは簡単です。深く考えずにやりすごすことはたやすいです。それでも、もしこのまま行動を起こさなかったら、将来後悔するかも?という思いが少しでもあるのなら、ぜひ立ち止まって心に問いかけてみたらどうでしょうか。
やるだけやってみる? 今だからこそやってみる!
やらない後悔はいつまでも心に残るものです。もし、あの時に挑戦していたら、アメリカで看護師になれたかもしれない、もしかしたら、今頃英語を流暢に話してICUでバリバリ働いていたかもしれない。休日は、サンタモニカビーチでサンセットを眺めるような生活をしていたかも。。。時間だけは平等に過ぎ去るばかりで取り戻せません。
ここからは、日本ですでに看護師のライセンスをお持ちの方ができる、アメリカ看護師ライセンスへの書き換えの申し込みについて、その流れをご説明します。
アメリカ看護師への道のり
すでに日本で看護師のライセンスをお持ちの場合
- 日本で受けた看護教育、及びライセンスがアメリカの基準に合うか審査してもらう
審査機関を通す必要があるか
- 申し込む州によって、TruMerit(旧名CGFNS)のような審査機関を通す必要があるのか州に直接申請して審査してもらうのか異なります。
申し込む州の審査
- 審査機関を通した書類が申し込みの州の看護協会に送られてから、州の審査が始まります。州によっては、必須のクラスを受講することが求められたり、一定レベル以上の英語力を示す英語のテストスコアの提出も求められます。
- 州の審査にパスすると、アメリカ看護師の試験 ”NCLEX-RN” の受験資格が取得できます。
NCLEX-RN を受験し合格する
- NCLEX-RN は日本国内、東京と大阪でも受験することが可能です。2026年に向けては、リモートでの受験も可能になるかもしれません。
まとめ
一見、複雑そうに見えるプロセスですが、ひとつひとつこなしていけば、その先にはアメリカ看護師のライセンスが待ち受けています。興味はあるものの、すぐにアメリカに行くなんて無理、と思われているかもしれません。実際の準備は、日本にいる間にできること、そして国家試験の NCLEX-RN も日本で受験できるので、渡米する前に日本でアメリカ看護師のライセンスの取得が可能です。
アメリカで看護師になりたい方を応援しています。どんな些細なご質問でもありましたらぜひお問い合わせください。